娘や息子が独立したのでこれをキッカケに自分の老後のことを考えるようになりました。銀行に貯金している分もありますが、今後の日本経済のことを考えるともっとしっかり自分で自分の老後は考えねばと思い株を調べ始めました。

老後に備えて株を始める

株取引の信用売りによる返済期限と逆日歩の注意点

株取引の中で少額の資本で大きな利益を得る可能性がある信用取引があります。
通常の現物取引は各銘柄の最低購入価格分の現金がないと購入することはできません。
信用取引は委託保証金を支払えば、その金額の約3倍の取引ができます。
信用取引には信用買いと信用売りがあります。
信用買いは証券会社から現金を借りて取引します。現金を借りるため、取引手数料と金利を支払わなければいけません。基本的には6カ月以内の返済期限がありますが、証券会社によって、6か月以上の期限もあります。ただ、長期的に信用買いをすれば、利払い負担が大きくなるので注意しなければいけません。
信用売りは証券会社から株式を借りて取引します。売り注文をして、買い決算をするので、株価が下落すると利益になります。取引手数料と貸し料金を支払い、返済期限は信用買いと同じですので、長期的に信用売りをすれば貸し料金の負担が大きくなります。
信用売りには信用買いにはない追加のコストがあります。信用買いは証券会社が現金を貸すので、一定の金利の支払いで済みますが、信用売りは株式を借りなければいけません。証券会社が保有していればよいですが、他の投資家から借りなければいけなくなったときには、借り入れコストが増えます。この借入コストのことを逆日歩といいます。逆日歩は信用売りをしている投資家が負担するため、逆日歩が発生する銘柄は信用売りのコストが増大するので注意が必要です。
逆日歩を利用した仕手筋の戦略で、仕手筋が小規模で業績の悪い銘柄を大口買いして株価を上げます。投資家は下がることを見越して、信用売りをします。信用売りが増えたところで、仕手筋が現物買いをして、逆日歩を発生させます。信用売りをした投資家は借入コストが増えるので、保有するのが困難となり、大きな損失でも買い決算します。買い決算が増えたところで、仕手筋が売り抜いて大きな利益を得ます。
逆日歩は発生する可能性が高いかどうか調べる方法に信用倍率(貸借倍率)があります。
信用倍率は信用買い残を信用売り残で割ったもので、信用倍率が5倍であれば、信用買い残が信用売り残の5倍であるということになります。すなわち、信用倍率が低くなると、信用買い残と信用売り残の差が縮まって、逆日歩が発生する可能性が高くなることを意味します。そのため、信用売りをする場合には逆日歩が発生する可能性が低いかどうか信用倍率を調べておかなければなりません。